ディアマンテ佐藤
ダイヤモンド詐欺?

何のコッチャ?

と思いました?(^^)


昨日の夜のニュースで
特集としてチラっとやっていたので
知らない方のためにお伝えします。


一冊のパンフレット



ある日ひとり暮らしのお婆さんの元に
一通の大型封筒が届きました。
中には一冊のパンフレットが…



おめでとうございます!
あなたは選ばれた人です。

あなただけ特別に
ダイヤモンド購入権が
授与されました!



結構上質紙で作られたそのパンフは
500万円で資産価値としてのダイヤを
購入しないか?という限定販売の
極秘情報でした。

このパンフレットを受け取った人だけが
その権利をもっている!
おめでとうございます!
という内容のものでした。


会社名は
ディアマンテ佐藤とかいう変わった
名前でした。



もちろん
500万円なんて高過ぎますし
お婆さんはそのパンフもチラッと
目を通しただけでした。



それから数日後…



ある昼下がり
一本の電話がお婆さんの元に
かかってきました。

何気なくお婆さんが電話に出ると
全く知らない男からで

「あなたの元にディアマンテ佐藤から
限定パンフレットが届いていないか?」

唐突に男は切り出しました。


そう言えば…

お婆さんはすっかり忘れていましたが
ディアマンテ佐藤という名前は
覚えていました。


「うちにそのパンフは
来ていたと思います。」


それを聞くと男は高揚した声で
本当に来ているのか?と
聞いてきました。


お婆さんはうそでないことを
証明しようと数日前のパンフレットを
探し出し、電話口まで持ってきました。


すると男は

「す、すごい!あなたはなんて幸運なんだ!」

と勝手に電話口で盛り上がり
しばらくするとこんなことを言い出しました。



「私はそのディアマンテ佐藤の
ダイヤモンドを前から購入したいと
思っているのですが、そのパンフレットが
無いのです。ですからもし、もしよろしければ
あなたのその権利を譲って頂くわけには
いかないでしょうか?」


「差し出がましいお願いですが…」


と懇願するように男は
お婆さんに頼み込んできました。


「?」

お婆さんは合点がいきませんでしたが
別にダイヤに興味は無いし
権利も不要なので男にこう言いました。


「いいですよ。別に…
パンフレットはお譲りします。」


すると男は

「ありがとうございます!」
「ではさっそくディアマンテ佐藤に
電話して私に権利を譲ると言って下さい。」


なんでも
パンフレットを持っている本人が
直接ディアマンテ佐藤に連絡しないと
権利を譲れない…といったことでした。

お婆さんは権利を譲るのはいいけど
自分が電話するのは嫌だと思い
男の申し出を断りました。


すると…

男は今にも泣きそうな声になり
お婆さんに何度も何度も
お願いします!と懇願してきました。


お婆さんも何度も断ったのですが
男のあまりのしつこさに
ついにお婆さんは耐え切れなくなり
電話だけならいいか…と
ディアマンテ佐藤に権利を男に譲る件を
直接電話して話しました。




「やれやれ…この世には
変な人もいるもんだ。」



お婆さんはやっと男に開放された
安堵感と少しは役にたったかな?と
人助けをした喜びの気持ちに
しばしひたっていました。


するとまたしても
一本の電話が!


「ルルルルる…」


お婆さんが電話に出ると
相手は警察官でした!


「あなたは●●に権利を譲りましたね!」


●●とは先ほどの権利を譲ってくれと
しつこく頼んできた男の名でした。


「はい…。」


「あなたは大変なことをして
しまったのですよ!

ダイヤモンド購入権は
勝手に第三者に
譲ってはならないのです!

知ってましたか?

このままでは
私はあなたを逮捕しなければなりません。」



「ええっ!(;゚□゚)」



次々起こるできごとに
お婆さんは頭の中が
真っ白になりました…


「私が逮捕…。」



警察官からの電話



お婆さんはあまりの出来事に
あと少しで受話器を
落としてしまうところでした。


「そうですよ。でも
まだ道は残されています。
あなたが権利を無断で譲渡した
情報は私を含めごく一部の者しか
知りません。

今ならまだ、あなたは逮捕されずに
済むかもしれません。」


警察官と名乗る男は
お婆さんが逮捕されずに済むかも
しれないと言い出しました。


ふと、我に返ったお婆さんは
すかさず警察官の男に訪ねました。



「ど、どうしたらいいんですか?
私、逮捕なんてされたくありません!」


すると警察官は次のように言いました。



「私だって、
あなたを逮捕したくありません。

たった一つだけまだ道は
残されていると思います。

ダイヤモンド購入権は
譲渡しても手続きに若干の時間が
かかるはずです。

ですから
●●がデアマンテ佐藤から
ダイヤモンドを購入する前に
あなたが購入すればいいんです。

いまならまだ間に合うかも
しれません。あるいは…
もう遅いかもしれません。

しかし
あなたが犯罪者にならない道は
●●が権利を使う前に本来の
持ち主であるあなたが使えば
権利の譲渡は無効になります。

迷っている暇はありません。

今すぐデアマンテ佐藤に電話して
ダイヤモンドを購入して下さい。

500万円という高額ですが
ダイヤモンドと交換するだけですから
いつでもまた換金することができます。

ダイヤの価値によっては
500万円以上になることもあり
差額はあなたの利益になります。

そんなことより、とにかく
●●より早く
権利をあなたが使わねばなりません。

あなたの権利を使うのです!

私が今言えるのはこれだけです。

私が電話を切った後、
すぐにデアマンテ佐藤に電話して
ダイヤモンドを権利を使って
購入して下さい。

それしか道はありません。

いいですか?

私があなたの逮捕に向かう前に
あなたは
行動しなければならないのです。」


そう言い残して
警察官からの電話は切れました。


「私がダイヤモンドを購入…」


次々と起こる難問に
お婆さんはついていくのが
やっとでした。


「逮捕されずに済むなら
それに…ダイヤも…
買ってすぐ売ればいいんだ。

とりあえず
早く権利を使わないと…」


お婆さんは警察官に言われた通りに
デアマンテ佐藤に電話をして
権利を使って
ダイヤモンドを購入しました。


まだ、間に合ったのです。



そう…


間に合いますよね。
全てが仕組まれた

劇場型詐欺なんですから…



届いたダイヤモンド



それから数日して
お婆さんの元にデアマンテ佐藤から
ダイヤモンドが届きました。

500万円もした割には
粗末な包装で
しかも普通に
宅急便で送られてきたのです。


「すぐに換金すればいいんだ。」


お婆さんは急いで包みをあけました。
そこには
パンフレットと同様に
ハガキ大程の黒い宝石入れに
数個のダイヤモンドが並んでいました。


「?」


心なしかパンフレットより貧相に見ます。
というか
明らかにパンフレットとは違った感じです。


「パンフレットのダイヤより
小さいし
色も違う…」


シロウト目にも
これらのダイヤモンドが
500万円もしないのは明白でした。


しかし
お婆さんは信じたくなかったのです。
自分が詐欺にあったとは。



「このダイヤは500万円の価値がある。
少なくとも私にとっては
500万円のダイヤモンド。
だって逮捕されずに
今まで通りの生活が送れるから…。」


これでいいんだ…
これで…


自分に言い聞かすように
つぶやくと
お婆さんは
デアマンテ佐藤から送られてきた
そのダイヤモンドを
震える手で
そっと
箪笥の引き出しの
奥の奥にしまいました。


奥の奥に…


誰にも知られることが
無いように…




そして
そのダイヤモンドは
お婆さんの箪笥の引き出しから
二度と出ることはありませんでした。


それから
数年後…



お婆さんが亡くなって
遺品整理の人が
箪笥の奥から見つけ出すまで。





時給250万円のビジネス



さて…
いかがだったでしょうか?

デアマンテ佐藤
ダイヤモンド詐欺

そのニュースでは
実際にデアマンテ佐藤から
送られてきたダイヤモンドを
鑑定に出していましたが
500万円で購入したダイヤの
鑑定金額はいくらかと思います?

資産運用のため
500万円で購入した
ダイヤモンドですよ。

資産運用
分かりますね?

お金を寝かしておいても
増えません。

よって
株とか金とかに変えて
運用することにより
資産が増える。
これが資産運用です。

増えなければ
意味がありません。

500万円で買った
デアマンテ佐藤の
ダイヤモンドの鑑定金額は
なんと
4万5千円なり!

1/100にも満たない金額ですね。

増えるどころか

これでは
アジャパーの破産宣告と
言ったところでしょうか?


逆に言えば
デアマンテ佐藤は
たった5万円ほどの仕入で
500万円を稼ぎ出すわけですから
その利益たるやなんと495万円です!

たった1~2時間ほどで
495万円ですよ。

時給にすれば
約250万円です。

もう一度言います。

時給250万円!(゚д゚)



こりゃ やめられないっしょ!
なんたって時給250万円ですよ。
アナタ!

たった2時間で500万円儲かるのですから
多少のリスクには目をツムリますわな。
フツー


と言ったわけで
もちろん、この例は
れっきとした詐欺であり
犯罪であります。

しかしながら
時給250万円を稼ぎだしたのも
また事実であり、
詐欺ではありますが
いきなりお婆さんを後ろから
棍棒で殴って気絶させて
問答無用で金を奪ったわけでは
ありません…


ターゲットを
誘導して
クロージングまで
持って行った…


その過程には
もちろん問題はありますが
ターゲットは
ターゲットの意志で行動しており

その証拠に
自らを納得させて
その行動に理由づけをしております。

購入することの
正当性をターゲット自らに認識させる。


これは非常に大事なことです。

これを怠って
強引にクロージングに持っていくと
失敗に終わるか
成功しても即
クレームになります。

誰一人黙っておらず
すぐに詐欺として知れ渡り
あっという間に
詐欺ビジネスが行き詰まります。


重要なのは
詐欺であっても
詐欺として表沙汰にならず
稼ぎ続けることができること。

できるだけ
同様の手口で
荒稼ぎすること。

それが詐欺グループの
狙いです。


ですから
詐欺と言っても
問答無用で金をむしり取るのでは
もちろん無くて
ターゲットにターゲットの意志で
行動させるカラクリが
必要となるのです。


今回の件は
そのやり方に
問題はありまして
明らかに詐欺ではあるものの
行動したのはターゲットであり
自らの行いを自ら正当化して
強引に納得させて事件を
表沙汰にしない…


このような例も多々あると
思います。

そして…
詐欺グループの狙いは
ここにあるのです。



おかしな国日本の盲点を狙え!



ちょっと脱線することを
お許し下さい。


今の日本は高齢化社会です。

そうですよね?


例えば公園。

かつての公園と言えば
小さな子供の独断場でした。

昭和30年~40年代
公園では小さな子供が
メンコをしたり缶けりしたり
野球したりでそりゃ大騒ぎでした。

時代は変わって
平成の現在
公園にいるのは誰ですか?

老人ですね。

公園は老人だらけです。


子供よりも
老人の方が多いのが現状です。


少子高齢化
子供はおらず、年寄だらけ…

これが今の日本です。

私が言いたいのは
何か?と言うと
ターゲットは勿論
子供ではなく、かと言って
若者でもなく

つまり…

老人だ!ということです。


どんな金持ちでも
あの世にお金を持ってはいけません。

金持ちも貧乏人も
死んだら終わりです。

今、日本にはびこっている
多くの老人達は年金という
過去の遺産の恩恵を享受しています。

さらに…
老後の蓄えとして
かなりの金額を備蓄しているわけです。

核家族化が進み
子供は家を出ていき
親は死を待つのみ…

幾ばくかの遺産を残したところで
子供同士の醜い争いが起こるだけ
死後の世界へ財産を持っては行けず
年金も自動的に入ってくるので
金銭的に何一つ不自由はない…

そんな宙に浮いた
数百万、数千万の財産を
保有する老人をターゲットにした
ビジネス、それが詐欺なのです。

今回の劇場型詐欺しかり
流行のオレオレ詐欺しかり

たった1時間で250万円を稼ぎ出し
しかも、取られた相手もさほど
後悔していない…
どうせ
死後の世界へ金を持っては
行けやしない…


それが500万円でも
1千万円でも別に
大した問題ではないのです。

どうせ
使い切れずに手放すのですから…
それでなくても
国家からお手当が自動的に
振り込まれてくるし…

使い切れない
有り余ったお金ですから…


このおかしな国日本の
盲点をついて稼いでいるのが
詐欺グループです。

いくら働いても
税金をむしり取られて
息つく暇もない現役世代が
あると思えば

あと数年の死を待つだけで
貯金も山程あるのに
毎月これまた有り余る
年金が自動的に振り込まれる
大多数の老人世代…


金が余って
困っている…老人


かたや
金が無くて
困っている…若者


おかしな国日本





考えれば
考えるほど
時給250万円
稼ぎたくなりません?


どう考えても
この国はおかしいですよ。

私はそう思います。


かと言って
私は詐欺はしませんが
ターゲット設定は
非常に重要であることは
間違いないでしょう?


分かりますか?


現役世代では
ないのですよ。

かつての
終身雇用制度
一億総サラリーマン世代に生き
それなりに財産もあって
なおかつ
自動的に過去の遺物である
高額な年金が、それも
死に体の国家から振り込まれる
おかしな国日本に蔓延る
老人がターゲットですよ。


詐欺はダメですけど
例えば
テレビショッピングを見たら
分かるっしょ!

サメにんにくエキス!みたいな
○○サプリ今回に限り
送料無料!みたいな…

手を変え品を変え
あの手この手で
金を引き出そうとしている
老人ターゲットの
健康ビジネス…

テレビコマーシャルを見たら
分かるでしょ!

商品は何でもいいのです。
金払いのいい
ターゲットの興味をひき
行動を起こさせ
クロージングに至る。

狙いはデアマンテ佐藤と
同じです。違うのはその額と
手法だけ…


釣り上げるエサは
ダイヤモンドか?

健康食品か?

いずれにしても
商品という名の換金物です。


全て
狙っているのは
浮いた金ですよ…

おかしな国日本の
自動的に振り込まれる
年金、有り余る貯蓄。

死後の世界には
もっていけない現ナマ。

これを
狙っているのです。

稼ぐためには
ターゲット設定が
一番重要なのは言うまでもありません。


だって…
時給250万円


子育てで死にもの狂いの
現役世代から取れると
思いますか?


逆さにふっても
そんな金ないでしょう?

500万円取られて
これでいい…

なんて
終わるわけないでしょう?


だから
ターゲット設定は
大事なんですよ。

ディアマンテ佐藤
ダイヤモンド詐欺

悪いのは誰ですかね?


必死に
働いても働いても
月20万そこそこで
貯蓄もできない
子育て世代…



かたや
全く働かなくても
自動的に
振り込まれる年金が
月25万…
自分一人で
そんなに使えないわって
貯まる一方…


若者達からはむしり取り
老人達には垂れ流す


豊かな老人
貧困若者
それが今の日本ですよ。


悪いのは誰ですかね?



死んだ親を
ミイラにしてまで
振り込まれる年金を
追い求める…


それが今の日本ですよ。


大分脱線しましたけど
有り余っているから
簡単に手放す…
それを狙うのは当然でしょう?


全部が全部そうでは
勿論ないとは思います。

なけなしの金を
取られた人もいるでしょう。


しかし…


「いい勉強になった。」

で終わる人もいるのです。


それは
何故なのか?

このことを考えるのも
大事なことだと私は強く
思っています。


そしていつの時代も
ビジネスのターゲットは
お金のあるところ。

お金の有り余っているところ。

文句を言わずに
スッと金を支払ってくれる
優良顧客。

狙いはここですね。
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